賢いお金の増やし方、守り方!はじめの一歩。

お金を最大限増やすにはどうしたらいいのか?

お金を運用しなくても、節約したり収入をあげることで手持ちの資金を増やすことはできます。

でも節約には限界がありますし、収入を上げるのも一般的に簡単ではありません。

自由に使えるお金をできる限り増やすためには、やはりある程度お金を運用する必要があると思います。

もちろん、運用するだけではなく、その増えたお金を失わないようにすることも大切です。

「増やす」と「守る」。

この2つの仕組みをしっかり作ることが、お金を増やす秘訣です。

でも、目的もなく増やしたお金は浪費する可能性が高いです。

ですから、いつ何のために必要になるお金なのかを、明確にしておく必要もあります。

つまり、人生設計上の目標や目的に沿った運用プランと管理プランを考えるということです。

その目的や目標に沿って選択されているかどうかで将来の収支(収入と支出)もかなり変わります。

そう、お金を運用したり、管理する目的が将来収支に大きく影響するということです。

そして、運用するにしても管理するにしても、お金の特性・種類を見極めたうえで、ある程度すみわけしておく必要もあります。

たとえば、金融商品であれば、流動性・安全性・収益性にすみわけしておくと便利です。

どのようなタイミングでどの特性の資金をもちいるのがベターなのか、人生設計に基づいて活用する必要があるからです。

残念ながら、現時点で3つの特性を兼ね備えた金融商品は存在しません。

ダムを作って流れている水をせき止めて貯蔵しておけば、ある程度安定した供給量を保つことができますし、その貯蔵水力を活用して別のエネルギーを作り出すこともできます。

お金をできる限り有効に活用するために、その活用時期を誤らないようにしたいものです。

この3種が互いに大きく影響しあっているだけに、種が同じ領域に分布しないように、あえて境を設けて領域を分けておく必要があるのです。

そのためには、それぞれの特徴について知っておくと便利なので簡略に解説しておきます。

流動性について

流動性

流動性の見極めは、換金しやすいかどうかです。

すぐに換金できる性質の商品であれば、流動性が高いといえます。

たとえば、その代表的な金融商品が普通預金です。

決済や送金などにもすぐに利用でき、活用領域も広いです。

定期預金や定額貯金も流動性が高い金融商品です。

満期未満で解約してしまうと払戻利率が適用されますが、元本割れすることはありません。

こちらも中途解約した場合には中途解約利率が適用されますが、スーパー定期・大口定期預金などもあります。

ある程度換金制約はありますが、中期国債ファンドやMMFもあります。(30日経過後に換金が自由になる)

為替変動リスクがあり、解約の制約を設けているところもありますが、外貨定期預金も流動性は高いです。

安全性について

安全性

安全性の度合いは、変動の振れ幅(リスク)で見極めます。

リスクが小さい商品ほど安全性が高いといえます。

先ほどの預金などは、預入先の銀行などが元利の支払いを保証していて、さらに預金保険制度もあるので、安全性は高いといえます。

国が利払いや償還を保証している国債も安全性は高いです。

一方、常に時価が変動しているような金融商品は安全性が低いです。

「株式」や「為替取引」はその典型的な商品です。

そして、価格変動には信用、価格、金利の3つが影響しています。

信 用

預金の預け入れ先や国、地方公共団体、企業など債券の発行体に信用がなくなれば、信用が低下します。

さらに、破綻して債務不履行になる可能性もあります。

信用低下によって契約者に損失が生じる。これが信用リスクです。

ですから、一か所に資産を置きっぱなしにしないで、投資先を分けて、できるかぎり信用リスクを小さくしておく必要があります。

そのために、預入先や投資先の財務・経営内容・格付けなどをこもまめにチェックしましょう。

※預金とはいえ、元本1,000万円以外の部分には信用リスクがあります。

価 格

価格変動リスクを伴う金融商品には、株式、債券、投資信託などがあります。

また、為替レート如何で価格が決まる外貨預金にも価格変動リスクがあります。

そう、外国株式などは、価格と為替その両方のリスクを伴っています。

そして、銘柄や通貨、経済情勢の影響などでも変動幅は変わります。

つまり、分析によってその変動リスクを完璧に無くすことはできないということです。

でも、ある程度低減することは可能です。

人生設計上の目的や目標に沿った金融資産を、適切に組み合わせることによって軽減することができます。

金 利

債券は金利変動が直接影響する商品です。

金利変動によって価格が変動し収益率に影響がでるからです。

将来の金利動向がリターンに大きく影響するわけです。

一方、金利動向の予測は、予め現在の金利に織り込み済みです。

ですから、金利変動と資金のニーズ、この両者を考慮しながら、組み合わせを考えていく必要があります。

収益性

収益性

リターンが大きいかどうか、それが収益性のポイントです。

収益には、購入時と売却時の価格の差、いわゆるキャピタルゲインと利子、分配金、配当などのインカムゲインの二種類が考えられます。

この2種類の合計金額を投資金額で割ったものがリターンです。

予め金利が約束されているものはリターンが低く、将来の価格が変動するものはリターンが高く設定されています。

おおむねリターンの高い商品は変動リスクも大きいです。

ただ、貯金といえども物価が上昇すれば、貨幣価値が下がり収益性が損なわれます。

輸入物価や為替、経済政策によってインフレが発生すれば、いずれにせよ損失を被ることになります。

インフレリスクを軽減する商品には、商品先物や商品指数、金や原油価格に連動するものなどが考えられます。

しかし、逆にデフレの際には裏目に出ます。

いずれにせよ、物価の変動を上回るリターンを得られなければ、収益性があるとは言えません。

さいごに

お金の使用目的は多々あると思いますが、大きく分類すると、日常生活で使うお金、将来確実に必要になるお金、緊急予備資金、運用に回すお金の4つです。

つまり、運用に回せるお金以外は換金性の高い商品を組み込んでおくことになります。

となると、また別の問題も浮上してきます。

特に老後の準備資金は、大きな課題でしょう。

公約違反が当たり前の政治家の云うことなど当てにしないで、しっかり自己責任で確保する必要があります。

どの程度準備すればいいのか、しっかり認識したうえで金融商品の組み合わせを検討しましょう。

もしも収益性の高い商品を用いる必要があるなら、損失が発生した際の状況もシミュレーションしておいてください。

くれぐれも生活に支障が生じるようなことは、できる限り避けてください。

健康状態、労働能力、就労可能期間など人的資本も考慮しつつ、十分検討して参りましょう。

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