保険の見直し、後悔しないために──相談前に知っておきたい3つの視点

30代女性ですが数年前に保険の見直しをしました。

見直しをした感想は正直失敗です。

見直しのきっかけは結婚し子供が生まれたからです。

元の保険は20代前半で加入したものでインターネットで自身で探し、保険料もお手軽で一生涯保険料が上がらないという点が気に入って加入した保険でした。

私自身保険の知識がほぼない状態のままインターネットで探し簡単な気持ちで加入したので自分に合っているのか?という漠然とした不安があり子供の誕生をきっかけに保険ショップで相談をすることにしました。

保険ショップの担当の方はとても親切で丁寧に説明してくださいました。

だから見直しもしてしまったのですが…。

元の保険の内容は日帰り入院から保障されるもので入院すると一日あたり5,000円、女性疾病だと一日10,000円、手術を受けると100,000円(外来の手術は25,000円)受け取れるというシンプルな保険に先進医療の特約も付いていて保険料が1500円程度の安い保険料でした。

見直し後の保険は日帰り入院から保障されるもので入院すると一日あたり10,000円、手術を受けると200,000円(外来の手術は50,000円)、先進医療の特約が付いて保険料が4,500円程度です。

新しい保険のため、短い入院の時も一律で50,000円受け取れ、三大疾病の入院の場合は日数制限がないという特徴もあります。

当初は日額(入院一日あたり受け取れる金額)が倍になり三大疾病の入院にも強くなり、さらに自身の加入年齢も上がっているため保険料が高くなるのも納得の上でした。

ただ、見直しをしたあと保険への興味も以前より増したこともあって、自分でインターネットなどで調べた結果、見直しは少し軽率だったと思うようになりました。

見直しが失敗だった点は元の保険を残しつつ他の保険をプラスで加入すればよかった思ったからです。

以前の保険は若い時に加入し保険料もお手頃だったためそのまま継続し、足りないと思う保障を他の保険に加入しカバーすれば良かったと思います。

私の場合三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)が心配なため具体的にはプラスでがん保険や三大疾病で一時金(100万円ぐらい)がおりるような保険に加入する方法で十分だったと思います。

今の保険料が4,500円程度、以前の保険料が1,500円程度ですから3,000円ぐらいの三大疾病に備えられる保険に加入しておけばよかったと今更ながら後悔です。

三大疾病の入院が無制限より一時金である程度まとまった金額を受け取れた方が使い勝手がいいですし…。

保険ショップでの見直しはプロがアドバイスをくれるので任せっきりになってしまいがちですが、自分の意向を自分自身が把握していないと後悔する結果になってしまうと痛感しました。

保険の見直しで後悔しないために──“全部変える”前に考えたいこと

人生の節目にあたると、「そろそろ保険を見直した方がいいかも」と思うことは自然なことです。

特に、結婚や出産といった家族構成の変化があったときには、「今のままで大丈夫かな?」「保障が足りないかも」といった不安が大きくなりがちです。

そんな時に頼りになるのが、保険ショップや専門家の存在。
けれど、どれだけ丁寧な説明を受けても、最後に決めるのは“自分の意図”なのだということを、今回の体験談は教えてくれます。

“見直し”=“乗り換え”とは限らない

保険の見直しというと、「今の保険をやめて、新しい保険に切り替える」と考えがちですが、
実際には“足りない保障をプラスする”という選択肢もあります。

たとえば今回のように、すでに加入していた保険が若いうちで保険料が安く、保障内容もシンプルで使い勝手が良かった場合、それを残しておきつつ、
今のライフステージに必要な保障(がん・三大疾病など)を追加で設計することも十分可能だったのです。

一時金か、入院給付か──“使い方”から逆算する視点

保障内容を選ぶ際には、「どういうときに」「どんな形で」保険金を受け取りたいかという“使い方”を考えることが大切です。

たとえば三大疾病の場合、長期入院に備えるより、治療や収入減をカバーするために一時金が出る方が助かると感じる方も少なくありません。

月々の保険料だけでなく、「どう備えるか」という視点から見直してみることで、自分にとって納得感のある設計につながっていきます。

“任せっきり”にしないために、自分の意向を言葉にする

保険はとても複雑で、だからこそ「プロに相談する」のは正しいステップです。
でも同時に、「自分が何を大事にしたいのか」「何が不安なのか」を自分の中で整理しておかないと、提案されたプランをそのまま受け入れるだけになってしまうことも。

まねTamaでは、「保険を選ぶ」のではなく、「自分に合った備え方を一緒に考える」ことを大切にしています。

「今の保険、ほんとうに合ってる?」と感じたときこそ、自分の暮らし方・お金の使い方・安心したいポイントを見つめ直すチャンスです。

迷ったときは、「すべてを変える」よりも、「すでに持っているものを活かす」視点もぜひ思い出してみてくださいね。

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