
子供が産まれるのをきっかけに、学資保険に入ろうと保険会社に相談をしました。
知り合いの女性が営業マンで働いている大手保険会社に相談したところ、産まれる前に入っておいたほうがいいと妊娠中に加入を決めたのです。
あまり保険に関しての知識がないので、今思えば営業さんの言いなりになってしまったことがあります。
返戻率が100パーセント以上が当然と思っていたのですが、契約後に96パーセント程度であることがわかったのです。
後で自分で調べると、ネット系の保険会社は108パーセントで、返戻率が10パーセント近く違うことがわかりました。
金額にすると数十万円の違いになります。
保障型か貯蓄型がありましたが、子供の医療保障はそれほど必要ありません。子供は5歳になりましたが、大きな怪我や病気をすることもなかったので、加入した学資保険はあまりメリットがないように思え、保険の見直しをしてくれる店舗型のお店を訪れました。
その店舗では複数の保険商品を取り扱っていて、商品ありきではなく、私や子供、家族にとってどのような保険が必要かを説明してくれました。
実際に加入していた保険の取り扱いはありませんでしたが、デメリットについてもよく知っていたのです。
ちょうど第二子が産まれるタイミングだったので、新しく入る学資保険と加入していた保険の見直しを行いました。
そこで、私たちは不要な保険に入っていることがわかり、払いすぎていることも判明したのです。
今思えばしっかりと比較検討してから加入すればよかったと思っています。
大手なので安心感はありましたが、頻繁に広告を見かけますし、そんな費用も入っていたのかもしれません。
保険アドバイザーさんのアドバイスを元に、知名度はそんなにないものの、保障内容と費用のバランスがいい保険に夫も私も変えました。
学資保険は、保障型ではなく貯蓄型で、しっかりと大学進学時に受け取れる返戻率が高い商品を選んだのです。
今後も私たちが年齢を重ねると、色々な病気のリスクが増えることでしょう。
ずっと同じ保険に入っているよりは、家族構成の変化や年齢などで保険を見直していくことが重要だとわかりました。
保険会社の営業さんは、自社商品のいいことしか言いません。
比較できる店舗を利用したり、しっかりと比較してから保険の見直しをすると、家計にも優しくしっかり家族を守ることができる保険が見つかると思います。
保険を見直すことで、家計の見直しにもつながり、安心も確保でき満足です。
学資保険は“比較”と“目的の明確化”がカギ
学資保険は、お子さんの将来の教育資金を準備するための大切な選択肢の一つですが、実は「返戻率」や「保障内容」によってその価値は大きく変わります。
今回の体験談のように、「妊娠中の早期加入」や「知人からの勧め」によって契約を決めてしまう方は少なくありません。
ですが、あとから冷静に比較してみると、「返戻率が低い」「保障が不要だった」「他社の方が条件が良かった」など、見直しの余地が見えてくることもあります。
🔍 比較検討のポイント
- 返戻率: 最終的に受け取れる金額が元本を上回るかどうか(100%を切る保険も存在)
- 保障内容: 医療保障が本当に必要か、他の保険でカバーできるか
- 目的の明確化: 「教育資金の積立」が主目的なら、貯蓄性を優先
- 加入時期: 妊娠中や出生後、どちらが条件的に有利かを比較
💡 保険のプロに“比較できる環境”で相談を
保険会社の営業さんは、基本的に「自社商品の販売」が目的です。
だからこそ、複数の保険商品を取り扱っている代理店やショップで、
中立的な立場から必要な保障と費用のバランス
を見てくれるアドバイザーに相談することがとても大切です。
📌 見直しは「損」ではなく「最適化」
加入当初はベストな選択だったとしても、家族構成・年齢・ライフスタイルの変化によって最適な保険は変わります。
見直すことで不要な保険を減らし、必要な保障に集中することができるため、家計にとっても大きなメリットがあります。
子育て世代にとっての保険は、“安心”と“無駄のない設計”が両立すること。
だからこそ、今の家族に合った保険を選ぶためにも、一度立ち止まって比較してみることをおすすめします。