特に、つみたてNISA・新NISAで非課税で運用できる金ETFは、少額からでもスタートしやすく、長期保有にも向いています。
金ETFとは?
金ETFとは、「金価格に連動する投資信託のようなもの」で、株式と同じように証券口座から売買できます。現物の金を買うよりも手間が少なく、保管料も不要です。
メリット
- 証券口座で簡単に売買できる
- 1口から購入でき、少額でも始めやすい
- 売却益が新NISAなら非課税
NISAで買える代表的な金ETFはこの2つ!
国内で人気の金ETFは、主に次の2種類です。
銘柄 | 証券コード | 信託報酬 | 運用会社 | 連動対象 |
---|---|---|---|---|
純金上場信託(現物国内保管型) | 1540 | 0.44%程度 | 三菱UFJ信託銀行 | 金の国内現物価格 |
SPDR ゴールド・シェア | 1326 | 0.40%程度 | ステート・ストリート | 海外の金価格(米ドル建て) |
1540と1326、子育て世帯に向いているのは?
1540(純金上場信託)の特徴
- 金の現物を国内保管 → 為替リスクなし
- 価格の安定性が高く、シンプルに「金そのもの」に投資したい人向け
- やや出来高が少なく、流動性に注意が必要
1326(SPDR ゴールド・シェア)の特徴
- 世界的に取引量が多い人気ETF
- 為替(円・ドル)に影響されるため、価格変動はやや大きい
- 流動性が高く、売買しやすい
教育費など明確な目的がある方には、価格の安定性を重視して1540がおすすめ。
一方で、グローバルな価格変動を活かしたい方や長期でリスク許容度が高い方には1326も選択肢になります。
税制面では「新NISA」が断然有利
2024年から始まった新NISA(成長投資枠)では、金ETFのような上場投資信託も非課税で保有できます。
- 売却益:通常20.315%課税 → NISAなら非課税
- 配当はないが、価格上昇の利益を非課税で得られるのは大きな利点
少額から始められる証券会社
金ETFは、楽天証券・SBI証券・マネックス証券など主要ネット証券で購入可能です。NISA口座対応、スマホアプリ対応、積立設定のしやすさなどをチェックしましょう。
まとめ:目的に合わせて選ぼう
- 価格の安定性や国内保管を重視:1540
- 取引量の多さや海外連動を重視:1326
- いずれも新NISAなら非課税で資産形成に活用可能
金ETFは、子育て世帯にとって「預金とは違う守りの資産」として心強い味方になります。無理のない範囲からスタートしてみましょう。
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