暮らしの問い⑦:睡眠負債の返済計画、7日で立て直せる?
眠気・集中低下・気分の落ち込み…。それ、睡眠負債かもしれません。
本稿は7日プロトコルで、体内時計をやさしくリセット。起床固定→光→歩行を柱に、実務的な1週間プランを提示します。

この記事のゴール(3点)
・7日で「起床時刻の固定」と「日中眠気の軽減」を実感
・カフェイン/光/運動/入浴のタイミング設計を身につける
・1日15分の“夜ルーチン”を定着させる

7日プロトコル(全体像)
原則は ①起床固定 ②朝の光+歩行 ③昼の微睡防止 ④入浴と就床の距離
起床:毎日同時刻(±15分以内)
朝:起床後60分以内に屋外10–20分の歩行
昼:カフェインは起床後90分〜昼2時まで
夜:就寝90分前に入浴→室温はやや低め

Day1〜Day7:具体プラン
Day1:現状把握と“起床固定”の宣言
・起床時刻を決めて、目覚ましは2系統(スマホ+置き時計)。
・昨夜〜今日の睡眠時間、夜間中途覚醒、昼寝の有無をメモ開始。
Day2:朝の光+歩行でスイッチON
・起床後60分以内に屋外10–20分。
・カフェインは起床後90分以降に1杯。昼過ぎ以降は控える。
Day3:昼の微睡を“計画的に”
・昼食後の強い眠気がある日は、昼寝は15–20分まで。16時以降は禁止。
・会議のない時間帯に短い屋外歩行を挟む。
Day4:夜の“ブルーライトと入浴”を設計
・就寝90分前に入浴(40℃×10–15分)。
・その後は暖色系の照明に。寝室は暗く・涼しく・静かに整える。
Day5:食事とアルコールのカットオフ
・就寝3時間前に食事を終える。
・アルコールは週2以下・就寝4時間前まで。眠りの質を優先。
Day6:寝床は“寝る場所”だけに
・ベッドで仕事・動画・ゲームはしない。
・20分以上寝付けない時は一度起きて、暗い場所で静かな行動に切替。
Day7:振り返りと“翌週プラン”
・眠気スコア、起床安定度(±15分内の達成日)を確認。
・翌週は、起床固定+朝の光だけは死守。他は仕事や家族予定に合わせて微調整。

夜15分ルーチン(テンプレ)
・入浴(就寝90分前)→水分補給
・照明を暖色へ/画面はナイトシフト
・明日の3タスクをメモ(頭の整理)
・ストレッチ2–3分→就床

テンプレ(CSVコピペ用)—睡眠ログ7D
※眠気スコアは0(眠気なし)〜5(強い眠気)。起床ズレは±分で記録。
日付,就床,入眠まで(分),起床,起床ズレ(分),総睡眠(時間),中途覚醒(回),昼寝(分),カフェイン最終(時),運動(分),眠気スコア(0-5),メモ
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よくあるつまずきと対処
週末の寝だめ → 起床は±1時間以内。昼寝で調整(15–20分)。
夜更かしのループ → “就寝90分前入浴”を固定。寝る時刻より入浴時刻を守ると整いやすい。
寝付けない不安 → 20分ルールで一旦起きる。深呼吸・読書(紙)へ。
日光が難しい → 曇天でも屋外へ。難しければ窓辺+室内歩行でも可。

関連:日中の配分を整えると更に効く

まとめ:起床固定+朝の光で“土台”を作る
睡眠は量×タイミング×習慣。7日間は完璧を目指さず、起床固定朝の光+歩行だけ死守すれば、体内時計は戻ります。
ログで小さな改善を積み上げ、翌週も同じ型で回しましょう。

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※本記事は一般的な情報です。強い眠気・いびき・日中の過度な倦怠感が続く場合は、医療機関にご相談ください。
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