不動産投資の失敗から学んだ重要な教訓と成功への実践的アドバイス

国分寺在住のSです。今日は不動産投資で失敗した体験談をお話しさせていただきます。

老後の心配もあり、様々な投資セミナーに参加していたある日、不動産投資についての説明を受けました。

投資に関する知識が全くなかったため、一から勉強するのは億劫に感じていたのもあり、不動産なら必要な知識も制限されていて安全性が高いのではと思い、挑戦してみることにしました。

まず、どんな場所の投資物件を選択するのかに苦労しましたが、これなら失敗しないのではと思える物件に巡り合うことができました。

実際の投資物件として選んだ不動産は、地方ではあるもののそこは有名な中高一貫校の近くで、駅からも徒歩で10分程度の物件でした。

特に昨今の少子化の影響もあり、子供の進学に母親が同伴するケースが増えているとの噂も耳にしていたので、中古の物件ではありましたが2LDKのマンションを購入し、安定的な投資を目標としていました。

しかし、実際は思惑が外れてしまいました。

その大きな要因は、自分の貯金額の範囲で購入できるという理由で決めた、中古の物件にあったことです。

有名進学校に通う生徒の親は、かなりの資産家が多く中古物件には目もくれなかったのです。

親子で進学のために引越しができる家庭は、経済に余裕があるため中古の物件を賃貸するのではなく、新築のマンションなどを購入し、卒業後は賃貸物件として他の人に貸す人が多いことに気が付きました。

またとても大事なポイントですが、投資にはリスクが伴うことを意識せず、成功することだけを夢見ていたことにも失敗の要因があったと反省しています。

そうした現実を全く把握することなく、立地や投資物件の広さだけにフォーカスした投資法であったため大失敗に終わりました。

この失敗から学んだことは、どんな投資であっても勉強は大切だということでした。

きちんと将来を見据えたうえで投資対象を決めることが、自分の財産であるお金を守ることにつながると今更ながら気が付きました。

購入した投資物件は、ローンを組んでの購入ではなく将来の結婚や子供の教育のために貯めたお金であったため、ローン返済に苦労することがないので救われました。

安易に始めた不動産投資ですが、ローンを組んで購入をしていたら今頃どうなっていただろうを想像するだけでぞっとします。

初めての不動産投資は失敗しましたが、これを勉強代と捉え、自分もまた勉強しようと思いましたし、この自分の経験を他の人と共有し、同じ失敗をしないようにしてもらえたら嬉しいなと考えています。

「知らなくても大丈夫」と思った時こそ、本当は立ち止まるサインかもしれない

将来への不安があると、「難しいことは避けたい」「わかりやすい道を選びたい」と思うのは自然なことです。

今回の体験談のように、投資セミナーなどで「不動産ならわかりやすい」「リスクが少ない」と説明されると、心がふっと軽くなる感覚があった方もいるかもしれません。

でも本当に必要なのは、簡単に見える仕組みを選ぶことではなく、自分の暮らしや価値観に合った投資なのかを、自分の頭で考えることだったのではないでしょうか。

「誰のための物件か?」──想定する相手の暮らしまで考える

投資対象の物件を選ぶ際には、「自分が買えるか」だけでなく、「誰が借りるのか」を考えることがとても重要です。

今回のように、立地や間取りだけを見て決めてしまうと、ターゲットとなる入居者層のニーズとズレが生まれてしまいます。

“誰が・なぜ・どんな生活のために”この物件を選ぶのか?
その想像力が、投資を「感覚」ではなく「設計」に変える第一歩です。

リスクを知っていれば、致命傷にはならない

もうひとつ大切なのは、「リスクを知ること=怖がること」ではない、ということ。

今回のようにローンを組まずに購入したことで、大きな損失はあったものの生活自体は守られました。これはリスクの規模を把握していたからこそ選べた判断でもあります。

お金を増やすことだけでなく、守ることにも“意志”を持つこと。それが、本当に納得できる投資を支える土台になります。

勉強は「億劫なこと」ではなく、「自分を守ること」

「知識がなかったからこそ失敗した」と気づいた今、その経験はすでに“資産”です。

まねTamaでは、「投資はこうするべき」と決めつけるのではなく、学びながら、自分に合った選択を見つけていけるようになることを大切にしています。

「何を学べばいいのかもわからない」──そんな状態からでも大丈夫です。
少しずつ、暮らしに必要な知識を整理していけるように、まねTamaではやさしい学びのステップをご用意しています。

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