こんにちは、キャッシュフロー・クリエイターのまねタマです。今回はリスクについて取り上げてみました。

リスクが有る、無い、大きい、小さい、いろんな表現を聞いたことがあると思います。

では、リスクとは何だと思いますか?

実際に質問してみると、危険だとか、危ないといった回答が返ってくることが多いです。

リスクという言葉を辞書で調べてみると、危険。危険度。結果を予測できる度合い。予想通りにいかない可能性。と言ったことが書いてあります。

ファイナンスやライフプランにおいては、「予想通りにいかない可能性」といった解釈が妥当でしょう。

つまり、リスクの大小、有無は不確実性の度合いということになります。

そうした視点から見た場合、私たちの未来はリスクそのものだと言えるでしょう。

私たちの日常生活において、このリスクをどうコントロールし、あるいは回避していくのかといったことは非常に重要な課題です。

個人の家計を安定させる上でリスク対策は不可欠だからです。

また、会社経営においても、法人の価値と利益を守る上で、リスク対策は極めて重要です。

3つの分類、6種類のリスク!

1,経済的なのか、それ以外なのか?

  1. 経済的リスク
  2. それ以外のリスク

損失とは、価値が減少することです。

価値は、経済的価値だけではありません。

社会的価値や文化的価値、政治的価値なども考えられます。

2,測定が可能なのか、不可能なのか?

そして、リスクには測定可能なものと不可能なものがあります。

測定可能なものとしては、例えば、、、

  • サイコロの出目のように統計的にもとめられもの
  • 過去のデータの観察によって確率が求められたもの

などがあります。

測定不可能なものは、例えば、自然災害などです。

つまり、発生頻度が少なく、不確実性要素が極めて高いものです。

3,投機的なのか、純粋的なのか?

また、リスクが投機的リスクなのか、純粋リスクなのかという2通りの見方もあります。

  1. 投機的リスクは損失、利得の両方が発生する可能性がある。
  2. 純粋リスクは損失が発生する可能性しかない。

この3つのリスク、つまり、経済面、測定面、投機か純粋かといったリスクに対応していく必要があります。

例えば、私たちに身近な保険の場合はどうでしょうか?

保険はどのリスクをカバーしていると思いますか?

保険の機能そのものは、下図Aの部分のリスクを軽減する仕組みです。

しかし、それが変額保険になるとBの領域、投機的リスクに該当します。

risk

このように、上記の図から保険で軽減できるリスクは、全体の中の一部分だけだということが分かります。

リスクを軽減する2つの方法

  1. リスクコントロール
  2. リスクファイナンシング

リスクコントロール

  • 損害頻度や損害規模自体を軽減させる試み。
  • 予知能力を高め不確実性を低減させる試み。

リスクファイナンシング

  • リスクそのものに着手するのではなく、保険などで損失を軽減する試み。

5種類のリスクコントロール術

  1. リスクを回避する
  2. リスクを制御する
  3. リスクを結合させる
  4. リスクを分離させる
  5. リスクを移動させる

1,リスクを回避する

潜在的な損失を発生させない方法です。

  • リスクを生じさせない。
  • 既に起こっているリスクを完全に消滅させる。

といった方法ですが、すべてのリスクを回避することは出来ません。

例えば、、、

自動車を運転している時などは、事故リスクに常にさらされていることになります。

だからといって、それを回避するために運転をやめるということは考え難いことです。

自分が運転しなくても、車に同乗していたり、歩いていて自動車事故に遭うという可能性もあるでしょう。

また、大きな地震が起こる可能性が高まったからといって、他県へ引っ越しをするわけにもいかないでしょう。

リスクを制御する

  • 潜在的な発生頻度を軽減する損失防止。
  • 損失規模そのものを軽減する損失軽減。

例えば、、、

皆さん家に消火器を備えていると思います。

これは損失頻度を直接軽減するものではありません。

防災活動の一つでしかありません。

ただし、潜在的な損失規模を軽減することには役立つでしょう。

つまり、損失頻度を軽減するためには、火災発生の原因となりそうな行為やものを抑制するということになります。

リスクを結合させる

  1. 損失にさらされている危険単位の数を増やす。
  2. そのことによって、リスク予知能力を高める。

保険契約がその典型的な形です。

同様のリスクを抱える契約数を増やすことによって、不確実であるものを確実なものにすることが出来ます。

その結果、リスク管理がしやすくなります。

例えば、、、

多数自動車を所有しているタクシー会社や運送会社が保険に加入していない場合が有ります。

多数の自動車を所有することによって、ある程度の精度で損害額の予想がつくようになるからです。

ですから、自動車事故に関しては、全て自社で対応するという方法を選択しているケースもあります。

リスクを分離させる

リスク分離をリスク分散と解釈してもいいでしょう。

例えば、、、

投資運用で言うところのポートフォリオによるリスク低減などがそれにあたります。

その他に、収入源が幾つも持つ、預金や保険を1つの会社にまとめないで分散させる。

などの方法もリスクの軽減につながるでしょう。

ただし、同じリスク特性をもったものの中で分散してもリスク軽減は期待できないでしょう。

相関関係にないものを組み合わせていくことがポイントです。

ポートフォリオってなんですか?相関関係とはどんな関係ですか?

はい、ポートフォリオとは、個々の投資家が保有している金融資産の集合体のことです。相関関係とは、二つのものが密接にかかわり合っていて、一方が変化すれば他方も変化するような関係のことです。

リスクを移転させる

  1. 損失にさらされているものを、他の人や法人に移転させる。
  2. 損失にさらされているものを、ある種の条約などによって移転させる。

例えば、、、

所有しているビルを他に売却すれば、火災リスクを移転することができます。

建物の売買契約の際、その建物に瑕疵があった場合の取り決めにおいて、買い手のリスクを売り手に移転させることが出来ます。

2種類のリスクファイナンシング

  1. 保有する
  2. 移転させる

リスクファイナンシングの技術は大きく、上記の保有と移転の2つに分類されます。

  • 保有とは経済的影響を自ら負担すること。
  • 移転とは経済的影響を他に負担してもらうこと。

※他に移転する方法は、保険と保険以外への移転にわかれる。

実務では、保有と移転が独立して行われるケースは少なく、2つを組み合わせでプランニングするのが一般的です。

保険によって移転する方法を選択するかどうかは、保険会社が適用する料率や契約者のリスクに対する解釈によっても変わるでしょう。

また、すべてを保険で賄うといったことが、常にベストなわけでもありません。

リスクを移転することによって生じるリスク

リスク移転によって生じるリスクというものも考えられるからです。

例えば、

個人が経済的損失を回避するために生命保険を活用することを選択した場合。

契約者はリスクを回避するために生命保険会社と契約することになります。

保険契約の期間は、通常長期になります。

ですから、本当にその保険会社が債務を履行できるか?

つまり、保険金をちゃんと約束通り払ってくれるのか?

といったリスクが契約した瞬間に発生します。

そして、このようなリスクのことを信用リスクといいます。

さいごに

実際に、保険会社が破断し、保険金額が減額されてしまったというケースは過去にありました。

保険会社は大数の法則によって、損害率を、ある程度は確定的なものに近づけることは可能でしょう。

しかし、想定外のことは起こり得ますし、実際に何度か経験しています。

それによって保険会社が破断したケースもありました。

そうしたことに限らず、市場利回りが約定利回りを大きく下回ることによって保険会社が破断したことも実際に起こりました。

ですから、保険会社が所有している株式の株価が下落すれば、これと同じような状況になる可能性もあります。

私たちが保険契約を決定するとき、

保険商品を選択しているだけではなく、その保険会社も同時に選択している。

ということを意味しています。

ではまた。

【日本FP協会CFP®カリキュラムに基づき作成しています。】 By まねTama・キャッシュフロー・クリエイター

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